あおむけになって本を読んでいたら 嬉しくなった。 お腹をうえにして首を持ちあげ、いるかは、ゆっくり背泳ぎをした。 「ああ。星がいっぱい。••••••なんてしずかなんだろう。さびしいくらいだ」 いるかは、独りごとをいった。 ー『ともだちは海のにおい』ー工藤直子 背泳ぎをしているいるかは、 海の上で あおむけ。 そろそろ寝ようかという僕は、 ベッドの上で あおむけ。 なんか、少しだけ、 いるかの目線。 いるかの気持ち。 共有:TwitterFacebookいいね 読み込み中… 関連